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二つの禊(みそぎ)川

一生に一度は伊勢を参りたいと、江戸時代大変なブームとなった「おけが参り」ですが、長い旅路を歩いてきた参拝客が最後に越えなくてはならないのが、古くから神宮と深い関わりのある二つの禊(みそぎ)川、「宮川」と「五十鈴川」でした。
へんば餅の名前の由来とも繋がりを持つ宮川は、豊受大神宮(外宮)の禊川と言われ、宮川の渡し場の風俗を伝える歌川広重の浮世絵においても、川で身体を清め禊をする人の姿が描かれています。

皇大神宮(内宮)の禊川と言われるのは五十鈴川です。
へんばや商店おはらい町店の裏手、町に沿うように流れるこの川はそのまま内宮の御手洗場(みたらいば)へと続いています。昔、倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳のすその汚れを濯いだという伝説を持ち、心身を清めてくれる神聖な川と言われています。
年末年始 伊勢へお越しの際には、是非 一年の疲れを清め濯ぐ気持ちでこの二つの禊川を訪れてみ
てはいかがでしょうか。

へんばや商店では年末12月より、正月餅のご予約を承っております。
本店、宮川店の店頭でのみのお受け渡しではございますが、昔ながらの製法で作る餅屋の餅で、ぜひ新しい新年をお迎えください。